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学園コメディ・制服同人サークル 気まぐれに

コミケのサークル当選率の話

2017年6月25日

この間、C92では参加サークル数は減ったけど、申込みサークル数も減ったから当選率には大した影響は出ていないという趣旨の話をしましたが、せっかくなので過去の当選率を調べてみました。

上記は、コミックマーケット公式サイトの「コミックマーケット年表」<http://www.comiket.co.jp/archives/Chronology.html> の、各個別ページに記載のデータを元に作成したデータです。C92の分だけ、抽選漏れ通知に記載の申込みサークル数と抽選漏れ数を元に作成しました。申し込み数、落選数、当選率は、厳しい数値になるほど背景が赤くなるように してあります。
C64の参加サークル数36000は、多分35000の誤りなのではないかと思いますが、そのままにしておきます。
スペシャルは除いています(スペシャル5、6は不明。4(2005春)は申込み数と参加数がともに3400で当選率100%。この回は24時間耐久で、サークルも8時~13時の1部と、16時~21時の2部に分かれての配置となった。他にも早朝4時(本来は3時) に一部の企画展示をオープンさせるなどの試みが行われた)
なお、各優遇措置(連続落選救済や所謂"青封筒"での申込み等)があるため、優遇条件に満たない場合はこのデータよりも当選率は下がると思われますが、当然ながら優遇措置数がデータとしてないので、ここでは無視します。

最も抽選が厳しかったのは、2日間開催のC61の44.23%で、他の2日間開催の冬コミも50%を下回る過酷さ。
3日間開催の中で最も当選率が低かったのはC78の66%で、18000サークルが抽選漏れでした。

申込みサークル数の推移を見ると、増加と減少を繰り返しているように見えます。C66までは52000サークルで高止まり、そこからC72にかけて落ち込み、C73から徐々に増加し、C78でピークの53000サークルに。そこから少し下がり、 C85まで51000サークルで再度高止まりした後、C86~C92まで減少傾向。参加サークル数は、一部を除いて35000サークルで固定なので、当選率も申し込みサークル数に合わせて上下しています。

上記以前のデータとして、一部年表に抽選漏れサークル数が記載されているものがあり、 C24(1983夏)で、参加サークル1500に対し、<参加をみあわせてもらうサークルは300近くにのぼった>(当選率83%)、C26(1984夏)で、参加サークル2400に対し、 <参加をみあわせてもらうサークルが800を越え、「機会の均等化」が今後の問題になる>(当選率75%)、C33(1987年冬)で、参加サークル4400に対し、 <会場の限界から参加できないサークルが3,000以上になり問題になってきた>(当選率59.5%)と、回を重ねるごとに厳しくなっていることが分かります。
当選率が厳しくなるごとに会場を変更、開催日数を増やしていくわけですが、今は国内最大の展示場、東京国際展示場を使用しており、開催期間も4日間に増やす検討はこれまでにも行われていますが、「参加者の体力の限界」を理由に 現在まで3日間開催は揺るぎないものとなっています。しかし、申込み数が減り、工事の都合で配置サークル数を減らしてもなお当選率75%をキープしていることから、2018年までは何かやるということは考えにくいです。

2019年4月~20年11月は五輪でビッグサイトの一部または全部が使えない状況となりますが、2020年冬(予定)からは新設される南展示場を含めた完全体での開催が可能となります。その頃には同人界にどのような変化が現れているのかが 注目されます。

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